ウ9句目の治定とウ10句目 投稿者:宗匠 投稿日:2025/08/30(Sat) 17:34 No.8278 | |
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 | □講評 (発句) 島の秋いずこへ行くも濤の音 宇咲冬男 (脇) 大漁旗に堂々の月 たま (第三) 小鳥来し狭庭にわかに賑やかに 影法師 (四句目) 日差しを映す蹲の面 影法師 (五句目)夏岬佇む歌碑に「夢」の文字 達三 (六句目) ハマナスの花枝を伸ばして たま (ウ1) 秋袷陰ある人の振り返り 達三 (ウ2) 結婚指輪光る指もと 影法師 (ウ3) 後添いの彩りの卓美味しくて たま (ウ4) ローン明細ゴミ箱の底 たま (ウ5) 進次郎コメの値段を2千円 達三 (ウ6) 八郎潟の昭和遠くに たま (ウ7) 凍月夜月光仮面現るる 達三 (ウ8) BS見ながらちょいと熱燗 たま
ウ9句目に次の6句が付きました。 1.聞こえくる社の森で鳴く烏 達三 2.代々の遺影の並ぶ仏の間 たま 3.妣の杖の丈を調整吾使う たま 4.ナンマイダ南無阿弥陀仏略の母 たま 5.ぞっとする巫女がお化けになるドラマ 影法師 6.停電に仏壇の火が役に立ち 影法師
1.は社を出した神祇の付けでちょっと不吉な烏の鳴き声を詠みました。治定候補。2.は仏間で釈教の句ですが、前句からは少し離れ過ぎました。3.は亡くなった母上の使われていた杖を今は自分が使うようになったとする句ですが、これもいささか前句に付きません。4.も念仏を出した釈教の句です。これも前句のBS放送や熱燗から離れ過ぎた感があります。5.は前句のBS放送に擦り付けてスリラーを出して妖怪を想像させ巫女で神祇の句にもしています。治定候補。6.は敢えて停電として仏壇(釈教)の火を詠みました。しかしこれも前句からいささか離れています。
□治定 今回は治定候補となったた2句の内から擦り付けではありますが、前句のBS放送に妖怪と神祇で付けた影法師さんの句を治定とします。
□ウ10句目のヒント ウ10句目は春の季語の短句になりますが、もう花の座の前になりますので、季語は植物以外に、色彩、散りゆくものを避けて、花の句が出しやすいような配慮があると良いかと思います。
□次回の締切 次回の締切は9月18日(木)辺りとさせていただきます。
半歌仙「島の秋」の巻 起首令和6年10月11日
(発句) 島の秋いずこへ行くも濤の音 宇咲冬男 (脇) 大漁旗に堂々の月 たま (第三) 小鳥来し狭庭にわかに賑やかに 影法師 (四句目) 日差しを映す蹲の面 影法師 (五句目)夏岬佇む歌碑に「夢」の文字 達三 (六句目) ハマナスの花枝を伸ばして たま (ウ1) 秋袷陰ある人の振り返り 達三 (ウ2) 結婚指輪光る指もと 影法師 (ウ3) 後添いの彩りの卓美味しくて たま (ウ4) ローン明細ゴミ箱の底 たま (ウ5) 進次郎コメの値段を2千円 達三 (ウ6) 八郎潟の昭和遠くに たま (ウ7) 凍月夜月光仮面現るる 達三 (ウ8) BS見ながらちょいと熱燗 たま (ウ9) ぞっとする巫女がお化けになるドラマ 影法師
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