ウ3句目治定と4句目 投稿者:宗匠 投稿日:2025/04/18(Fri) 06:56 No.8239 | |
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 | □講評
(発句) 島の秋いずこへ行くも濤の音 宇咲冬男 (脇) 大漁旗に堂々の月 たま (第三) 小鳥来し狭庭にわかに賑やかに 影法師 (四句目) 日差しを映す蹲の面 影法師 (五句目)夏岬佇む歌碑に「夢」の文字 達三 (六句目) ハマナスの花枝を伸ばして たま (ウ1) 秋袷陰ある人の振り返り 達三 (ウ2) 結婚指輪光る指もと 影法師
ウ3句目に次の4句が付きました。 1.第三子種が違えど家族なり たま 2.共白髪阿吽の呼吸少しズレ たま 3.後添いの彩りの卓美味しくて たま 4.バツ一を丸二にすると誓い合い 達三
今回は前句が既婚者を示す結婚指輪をしている女性を出していることから、再婚したという句が付いています。中でも1、3、4は明るい雰囲気の句に仕上がっていて共に治定候補です。2.はいささか不協和音が聞こえる句で、半歌仙が恋の句を一か所しか詠めないことを考えて外しました。
□治定 治定候補の3句の中で、再婚したカップルの明るい食卓を詠んだ3.のたまさんの句を治定とします。
□ウ4句目のヒント ウ4句目は恋離れの句になります。折角ハッピーな再婚の後に残念ですが、よろしくお願いいたします。
□次回の締切 次回は連休明けの5月9日頃とさせていただきます。
半歌仙「島の秋」の巻 起首令和6年10月11日
(発句) 島の秋いずこへ行くも濤の音 宇咲冬男 (脇) 大漁旗に堂々の月 たま (第三) 小鳥来し狭庭にわかに賑やかに 影法師 (四句目) 日差しを映す蹲の面 影法師 (五句目)夏岬佇む歌碑に「夢」の文字 達三 (六句目) ハマナスの花枝を伸ばして たま (ウ1) 秋袷陰ある人の振り返り 達三 (ウ2) 結婚指輪光る指もと 影法師 (ウ3) 後添いの彩りの卓美味しくて たま
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